こんにちわ。
週末にかけて暑くなるみたいですね。熱中症に注意しましょう。
ワクチンの接種はわんちゃんの重要な予防の一つです。
医療の進歩や意識向上によりウイルス性疾患の発生率は年々減っていますが、それでもワクチンを接種していなかったために感染し、命を落とすわんちゃんがいます。
ワクチンの対象となるのは致死率の高い感染症や伝染性の高い感染症です。
犬ジステンパーや犬伝染性肝炎は発熱や神経症状があり、仔犬では突然死することもある恐い感染症です。
犬アデノウイルス2型や犬パラインフルエンザウイルスはケンネルコフの原因であり、伝染性が強く、咳をする等の風邪の様な症状があります。
犬パルボウイルス感染症や犬コロナウイルス感染症はこちらも伝染性が強く、下痢や嘔吐もあり仔犬では重篤化することもあります。
これらの感染症は6種混合ワクチンで予防できます。
8種混合ワクチンでは上記の感染症に加え、レプトスピラ感染症も予防できます。
発生は西日本で多いですが関東でも発生はあり、神奈川でもここ10年で4例の報告がありました。
レプトスピラには多くの血清型がありますが、そのうち神奈川で陽性例のあったカニコーラとイクテロヘモラジーの2種類を防御できます。
当院には6種混合ワクチンと8種混合ワクチンの2種類があります。
接種前には健康チェックも行い、糞便検査も無料で行います。
来院される際は体調が良い時に、便をご持参してお越しください。
※ワクチン接種の場合は18時半までに来院してください。